最新記事一覧
ファンモンの解散、真の理由は音楽性の違い!? [音楽]
今年、国民的人気音楽番組である紅白歌合戦への出場が決定している
人気ヒップホップグループ、ファンキー・モンキー・ベイビーズが、
来春のコンサートツアーを最後に解散することを発表した。
その理由として、メンバーであるDJケミカルが実家の寺の仕事を継ぐということが
公にされている。
このことは、ファンモンが3人での活動を重視し、
あくまで3人そろってファンモンなんだということを象徴するものとして、
最近のアーティストの解散の中では珍しく好意的に受け止められている感がある。
これには、DJケミカルが家業を継ぐということが初めからわかっていた点、
DJケミカルの人柄が素晴らしく多くのファンから愛されていた点など、
様々な要因があるだろう。
しかしここで考えてみてほしい。
ファンモンはCDの売り上げこそ落ち気味ではあるが、
コンサートでの観客動員力はすさまじいものがある。音楽界の若手から中堅にかけて、
横浜アリーナや大坂城ホールなどの大会場でのコンサートを毎年
行うことができるグループなどそういるものではない。
それに加えて、彼らが所属する事務所であるドリーミュージックは、
かの有名な加山雄三や森山良子などが所属しているものの、若手があまり育っておらず
ファンモンと平原綾香でもっている会社といっても過言ではない。
そんな中彼らの解散は、事務所にっとっても大問題だ。当然事務所は彼らを必死で
引き留めたに違いない。
確かにファンモンは3人そろってのもの。DJケミカルはとても人気があって
ライブでは後ろで手をたたいているだけでDJを実際にはやっていないが、
音源制作にもかかわる重要人物である。
それらを考慮してみても、根強い一定の人気と、事務所からの説得にもかかわらず
解散のいうのはどうも不自然で腑に落ちない。
音楽業界でも同じような声が上がっているようだ。
ここで浮上してくるのが、以前から噂されていた
ファンキー加藤とモン吉の音楽性の違い。
ファンキー加藤とモン吉はもともと性格が合わないらしく、よく衝突していたという。
2人の後輩にあたるDJケミカルが2人の仲を取り持つ潤滑油的な役割を
担っていたらしい。そのDJケミカルがこのたび出家するとなれば、
解散という流れはいくぶん自然なように思える。やはりこちらの説のほうが正しいのだろうか。
しかしこの解散によりドリーミュージックは経営困難に陥るのではないかとも
言われている。やはりファンキー加藤とモン吉が2人で活動していくことが難しいとなれば、
それぞれがソロ、もしくはほかの人と組んで活動していくという形をとるのではないかと予測できる。
ファンモンは「どれも同じような曲」と言われがちだが、
やはり売りは歌詞、そして歌い方のアツさだろう。
魂のこもった歌声はコンサートの動員力に反映されているように思える。
CDのジャケットには有名人の顔写真が使われ、
これまでチュートリアルの徳井、人気アナウンサーの羽鳥慎一、プロ野球楽天の
田中将大投手などが務めてきた。
そんな彼らの解散は所属事務所だけでなく、音楽界全体の損失といえるだろう。
今後の残されたメンバーの活躍、そしてDJケミカルの住職として道を
応援していこう!
同じようなメロディーしか作れないというのは残念ながら音楽センスがないということ。
そして自然に消えていく…
by 加藤鷹 (2014-07-29 00:19)